意味わかんない! 何が嬉しくて、休み中まであんなのに会わなきゃいけないのよ! 「そりゃあ、あんたのパートナーだからよ!もう誘ってあるから!じゃーねー」 「ちょっ……」 待って、と言おうとしたが既に遅し。 スピーカーから聴こえるのは、虚しい電子音だけだった。 「もう……勝手すぎるでしょ……」 辻宮に会いたくないし。 それに。 なによりも。 海に……行きたくない。