そこには、優雅に紅茶なんか飲んでる



「よお……美里」



辻宮が居たのだった。



私はくるっとUターンして、二階の自室に駆け込んだ。



頭ん中がぐるぐるして、思考が定まらない。



……え、なに。夢??幻覚??私の頭イカれちゃった!!?



そんなことを考えていると、ドアの向こう側から



「おいこら、逃げんじゃねー」