もしかして、今の声に出しちゃってた!? 冷や汗を浮かべつつ、辻宮を見上げると、じとーっと私を睨んでた。 「今、なんつった?」 「いやいや、何も……フフ」 そうヘラっと笑うと、コチンっとデコピンされた。 「_____________っ!!」 そのあまりの痛さに、おでこを抑えてもだえてしまう。 「お前、そのわらいかたやめろ。気持ちわりぃ」