斗真は私を布団の上に押し倒すと、私に
跨がって、私を見下ろしてきた。
「……俺だって……男だよ」
「斗真……なにいってんの…」
呆れたようにそう言って、斗真を押し退
けようとした両手は逆に斗真に捕まり、
頭の上に縫い付けられた。
強い、力。
嫌でも斗真が"男"なんだって思い知らさ
れる。
「……柊」
そう呟くと、少し潤んだ、甘い瞳を落と
してくる斗真。
「柊、ごめん、俺───」
「斗真は友達じゃない」
私の首筋に近づいてきた斗真にそう告げ
ると、ピタッと斗真の動きが止まった。
「斗真は……親友だよ」
友達、なんてのよりももっと上。もっと
特別な人。


