中学生ん時から、洸太、真理にぞっこん
だったもんね。
真理は気づいてなかったけど、すごーい
分かりやすかったから、よくそれで洸太
のこと、からかってたっけ。
「……柊、あのさ……」
ふと、横にたっていた斗真が、気まずそ
うに話を切り出して。
どうしたのかと見上げた私に告げられた
のは、ビックリするような事実だった。
六畳二間に、二人。
広さ的にはとても十分だった。
「……ほんとゴメン」
うわめっちゃ夜景綺麗なんですけど!と
窓に駆け寄っていくと、後ろから聞こえ
た申し訳なさそうな声。
私は振り向いて、クスッと笑った。


