【完】狼ご主人様と子羊ちゃん





私が思わず笑うと、きょとんとしてる洸
太と、なんで笑ってんの、とでも言いた
げな斗真。



でも……。



「やっぱり二人とも、仲良いよね」



やっぱり、この雰囲気、好きだ。



瑠璃とか繭と居るのも安心するけど、こ
の雰囲気が……好き。



「……仲良くないし」



ちょっとむすっとしながらそう言った斗
真と、ニコニコ笑ってる洸太。



「斗真、照れんなよ!」


「……うるさい」



洸太ってば、さっきまでこの世のおわり
みたいな顔してたのに……。



「あー!三人ともまだここに居たの?早
くおいでよー!」



不意に、そんな大声が聞こえてきて、そ
ちらを見れば、そこに真理が居た。