【完】狼ご主人様と子羊ちゃん





「……斗真ぁ!こいつらがいじめる!」



うわぁん、と嘘泣きをして、斗真に抱き
ついた洸太。



そんな洸太をよしよしと撫でてあげる斗
真に、楽しそうに笑う真理と弥生。



それから……私。



こうしてまた、五人で笑いあえてるのが
すごく嬉しくて、私はちょっと涙ぐみな
がら笑っていた。



それから、他にも来てくれた子達に挨拶
をして、少し休憩していると、ポン、と
肩を叩かれた。



「お疲れさーん」


「洸太……」



私肩を叩いたのは洸太で、ニコニコと笑
いながら、私にペットボトルのお茶を渡
してくれた。



「……ありがと」


「どーいたしまして。つか、マジで久し
ぶりだなぁ」