【完】狼ご主人様と子羊ちゃん





そのなかでも特に仲良しだった三人が、
笑顔で駆け寄ってきてそう言った。



「真理……弥生……洸太……」



ショートカットの女の子が、真理(まり
)。

ポニーテールの女の子が、弥生(やよい
)。

そんで、短髪の男の子が洸太(こうた)





中学生の時は、この三人と私と斗真で、
遊んだりしてすごく仲良しだったんだ。



「美里、忙しそうでずーっと会えないか
らさ……」


「真理……」


「しかも斗真まで東京行っちゃうしさ?
ひどいよ!」



ぷう、と頬を膨らませた弥生に、斗真が
苦笑いで謝る。



そしたらナゼか、洸太がどや顔をして、
弥生と真理を見た。



「でも俺が居るから大丈夫だろ?」


「ええー、洸太居ても……」


「美里と斗真が居ないと、洸太が居ても
いみないよー」