【完】狼ご主人様と子羊ちゃん





茶色い短めの髪の毛に、くっきりした二
重。



身長もすらりと高く、筋肉もしっかりつ
いてて、明るくて、爽やかで。



そんな彼は、いつだってクラスの人気者
だったから……。



あまりにビックリし過ぎて、斗真から目
を離せずにいると、向こうもこっちに気
付いた。



そして、同じように目を見開いてから、
……すごく嬉しそうに、笑った。



「柊!」



……やっぱり、斗真だったんだ。



辻宮が斗真を睨んでいるのにも気付かず
、私は懐かしさに身を委ねていた。











斗真とは、小さい頃から仲良しだった。



幼稚園から、中学校までせーんぶ同じ。
斗真といると楽しかったし、気が楽だっ
た。