【完】狼ご主人様と子羊ちゃん





案の定瑠璃は、「やっぱり!」と歓喜の
声を上げた。



「なによなによ!あんなに辻宮様に興味
ない素振りしといて、ちゃっかりラブラ
ブなんじゃないのよ~」


「ち、違っ……!」


「実際のところ、どうなの。どこまでス
スんでる?もう、ヤっちゃった?」


「や、ヤっちゃったって───」



そう言うと、瑠璃はふふ、と妖艶さを含
んだ笑みを浮かべて。



コソッと、耳打ちしてきた。



「エッチよ、エッチ」


「!!?!?」



な、な、何を言い出すんだ瑠璃は!?



その爆弾発言に声も出ず、ただただ口を
パクパクさせていたら、瑠璃がニッコリ
と笑った。



「いやねぇ。照れなくてもいいのよ!そ
んなの普通なんだから」


「ち、違う!」