【完】狼ご主人様と子羊ちゃん





逃げ出したくなるような
"アイツ"のあの低い声が
聞こえてきたーーーー。



「辻宮……様……」



後ろを振り返って、
自分の予想通りの人物に
私は心の中でため息をついた。



うわぁ……一番会いたくなかった。
絶対からかわれるよーーーーー。



そんな風に思っていたら。



「……ちょっと来い。」



そんな風に言った辻宮が、
ガシッと私の手首を掴んだ。



え!?