「いやあね、美里ってば。 こんな楽しい行事なのに、 せっかく表にでられるっていうのに 裏方に自ら回るなんてお馬鹿な子。」 「いやあのですから……」 「逃がさないわよ?」 怖いくらいの微笑みで そう凄まれては、 最早なすすべも無い。陥落だ。 そうしてから私は、 必死の抵抗も空しく、 更衣室へと引き摺られていくのだった。 「ねぇ……まだなの?美里」 「う……も、もう少し!」