【完】狼ご主人様と子羊ちゃん





そう言うと、辻宮はゆっくり目を瞑った。



……うわ…睫毛、なっが……っ!!
男のくせに……!!



私は緊張でドキドキする胸をおさえながら、そっと辻宮に近付いた。



それからーーーーー。



「……おい。」



「な、なによ」