【完】狼ご主人様と子羊ちゃん





涙ながらに叫ぶと
ペチっと軽く叩かれた。



見れば、辻宮が私を呆れたように見下ろしている。



「アホか。
死ぬわけねーだろ。」



「ふぇ……?」



見ればそこはもう海中。
お腹あたりまで水に浸かっている。



私は思わず辻宮に抱きついた。



「お、大胆だな」



「ううううるさいバカ!
早くここから出してよ!」