「私は拓真くんとお付き合いさせて頂いて る狗飼 彩といいます。 高校1年生です。 今回は拓真くんを家出させてしまって本当にごめんなさい!!」 私は誠心誠意を込めて頭を下げた。 本来なら土下座をするべきだったのだろうけど、謝ることで精一杯でそこまで頭が回らなかった。 でもいっぱい謝ってたっくんだけは許してもらうって決めてたから……… だから頭を下げ続けた。 あやにはそれしか出来ないから…