「うっ…………はぁ………………」 変な時間に起きてしまった。 まだ外は暗い… またあの夢か… 醜くて大嫌いなあの頃の夢。 あの頃の自分を思い出すだけで吐き気がする。 醜くて穢らわしくて……… でもあの頃はその術しか知らなかったんだ… 寂しくて寂しくて… 誰かに必要とされたくて…… 誰かに構って欲しくて……… ただそれだけだった………… 今も自分が嫌い……… 感情に流されて自分を傷付けて本当にバカだ。