変態野郎はお断り!!




「・・・こーゆー環境にいると、売られてく女達とか色々みるじゃん?
だからさ、簡単に媚売る女とか、卑怯な女とか・・・悪いトコばっかりみて育っちゃったんだよね。

だから女とはあんまり話さない。
話しても、変な事言っちゃって嫌われるし。」






なるほど・・・

だからクール組なんてダサい異名付けられたんか



でも、それなら簡単じゃん!







「それは一部の女だろ?
だから、馬鹿な里田先輩にもわかるように、色んな女子がいるって教えてやるよ!!

そしたらちゃんと普通の男子になれるだろ?」





あたしが解決策をずばっと言うと、里田は頬を緩ませた





「・・・なにそれ。あんた変な事いうねー・・・面白い。」







あ、笑った・・・!!


少しふわってした笑み。






い、意外と先輩可愛いんじゃん?(笑)

ふふん♪許してやろうかな♪←何様だ














「教えてくれるんだろ?
女の色んなコト・・・」







前言撤回します。
こいつは可哀想でもなんでもないし、可愛くもない!!






「それ以上知ってどうすんだ!!
色んな女の事だろーが!!

んじゃ、あたしはこれで!!
さっさと腕ほどいてください。

里田‘先輩‘」






そう言うと、里田先輩はまたもや無言であたしの後ろに回る。


細身だけど、ゴツゴツした指があたしの手に触れる。

頭のすぐ後ろで、息をしているのがわかってなんだか照れくさい。






「あー・・・あいつら結構キツく縛ってるね。
痛かったでしょ?ごめんね。」




き、キツく縛ってるって・・・(鳥肌
おっさんに縛られるとか嫌な響きだなぁおい!!





でもこいつ・・・

謝ることはできる良い子だっ!!!!



でも、なんか無理やり解こうとしててくすぐったい










「ちょっ・・・あんまくすぐったくしないでください・・・」



「あ?」





いや・・・w
あってなんだよ!!!!!「あ」って!!!(笑)





解き終えると、先輩がひとこと。







「・・・はい、さいなら。
タクシーで送ってくから待ってて。」









すくっと立ち上がった里田はさっきよりなんだか大きく見えた。




・・・うん、仲良くなれそう!!


馬鹿だしキモイけど面白いし・・・
さっき、触られてあんまり嫌じゃなかったし。