愛しの黒ライオン




やっと獅子さんと話しが出来ると思いきやバタンとキッチンの扉が開き嬉しそうに風斗さんが戻って来た。

「風斗...」
「あれ何かマズイ事した?」

獅子さんはチっと軽く舌打ちをしてから目の前の椅子に座り腕を組むと「何も無い」と、言って少しだけムっとしていた。

「あの...獅子さん?」
「なんだ?」
「おと...の続きは...?」
「なんでも無い」

獅子さんの性格は山の天気より変わりやすくて困ります――...。