獅子さんの私を抱える手がさっきよりも力強く感じ 私も獅子さんに回した手をきゅっとし胸辺りに顔を当て小さな声で呟いた。 「獅子さん...好きだよ...」 聞こえない程度の小さな声。聞こえなくてもいいんだ。 「...×××」 ・・・え? 獅子さんの顔を見つめると口の端を持ち上げニヤリと笑っていたのだった――...。