愛しの黒ライオン




「でも...助けに来てくれたじゃないですか」

「........」

「怒ってるんですか?」


獅子さんは、無言のまま歩き出す。


怒ってるんだメチャクチャ怒ってるんだ。だって、さっきみたいな怖い目をしてるもん。


「怒ってるの?」


獅子さんの首辺りに両手を回し、きゅっと抱きついた。


「獅子さん返事してよ」