良かった、本当に良かったよ。もし、このまま、どうにかなってたら もう獅子さんに会えないかもって一瞬頭の中をよぎった。 「牡丹、大丈夫か?」 沙耶さんを襲っていた男の人をねじ伏せたまま見つめる獅子さん。 その目は、初めてあっと時同じ。 背筋がゾクゾクし獣を捕らえ息が絶えるまで襲う漆黒の獣のような瞳をしていた。 「怖かった獅子さん・・・」 「大丈夫だ俺が傍に居る...」