愛しの黒ライオン



「じ、事故です...」

「お前は、キスされて事故で済むのか?世の中、そんなんで通るとでも?」


そ、そんな...事故なのに。


「外国では、普通じゃないですか...」
「お前は外人なのか?」


...そう言われると答えられない。


「なのな...」


獅子さんは、お腹周りに回していた手を離すと、くっと横に傾き、そのまま私を押し倒した。


「何顔を赤くしてるんだよ」


これって妬きもち?今回は、流されないんだから。


「獅子さんだって沙耶さんに抱きつかれて嬉しそうにしてたでしょ?」