愛しの黒ライオン





「雨の中、来たからと言って、普通の事だろろ」

信じられない。


話を聞いてもらえない叔父さんに腹が立ち、そのまま玄関へ行き、どうやって伝えたらいいのか迷いながらドアを開けた。


「獅子さん...」

言葉が詰まる。


雨の中せっかく、来てくれたのに、このままじゃ獅子さんの所で働けないかもしれない。