愛しの黒ライオン




窓にあてていた手を離すと部屋から飛び出し玄関へ行こうとするとリビングにはまだ仕事に行っていない叔父さんが新聞を読んでいた。


その叔父さんを横目に玄関へ行きドアを開ける。


「おはよう、早起きなんだな」

ニカっと笑う獅子さんの顔は眠たそうだった。


花屋の仕事は不規則だと言ってた。もしかしたら帰ってから遅くまで仕事をしてたの?


「叔父さんは、中に入るけど...」