「オ-ライ・オ-ライ、ストップ!!」 家の前にドカっと大きなトラックが停まり何がなんだか、分からない私は玄関先でパジャマ姿のまま呆然と立っていた。 「引越しのラビットです、こちら木下様のお宅ですよね唐木獅子(からきしし)様からのご依頼で 引越しのお手伝いに参りました~木下様お引越しの荷物は何処でしょうか?」