ツンデレ★王子

まったく、責任感があるというかあきらめが悪いというか…


「…しょぉがないなぁ」


先輩がボタンを押す前にあたしが押す。


「お前…!なにして…」


ルーレットが回る。

赤いところで止まれば当たり。


「…はい、どぉぞ」


出てきた缶は2個。

あっけにとられた顔で先輩はその缶を受け取った。


「改めまして…これからよろしくお願いします!先輩ッ♪」


こうして先輩とあたしは本物の彼氏彼女になりました。