紅蓮の星屑


鋼鉄の大剣を静かに抜いて構えるバーダー。


「お前は、ラーメ将軍だよな?」


確認されるとラーメ将軍は、ニヤケながら言う。


「ほぉ、俺を知ってるのかぁ……。名前ぐらい聞いてやるよ、若いの!」


若いのと言われ、カンに障ったのか、声を荒げて答える。


「バーダーだッ!!」


「聞いたことねぇなぁ、新米戦士か? それにしては、中々の気迫だよなぁ……。」


ラーメ将軍は、首を傾げながら、まじまじと見ている。


それが終わると、一番興味があるのはこっちだと言わんばかりに話を続けた。


「まあ、なんにせよ。他の奴らには手出しはさせなねぇから、存分に愉しませてくれよぉ?」


そう言い終えると巨大な戦斧を構える。


「ありがたい。 俺もその方が、お前とたっぷり遊べるからな!」


「生意気なガキめッ!!!」