桜蝶&蒼龍 【3】

隣町から戻ってきたけど…


芽瑠ちゃんがずっと泣いてる。


それだけ、彼氏の事が好きだったんだね…


そして、10分たって泣き止んだ。


芽瑠「咲さん。ありがとうございました」

『ううん。私は、何もしてない』

芽瑠「いいえ。咲さんのおかげで吹っ切れました。ありがとうございます」

『うん…』


ガチャ


軼「咲ー!」


ぎゅー


はぁ。また…


『苦しい…』

軼「ごめんごめん」

『で、蘭龍は全員揃ってる?』

軼「もちろん!ブイ!」


軼がブイサインをしてる。


私にどうしろと?


まぁ。無視しよう。


『あとは、闇龍か…』

軼「無視しないでよー!って女の子がいる!?」

『篤の妹とその友達』

芽瑠「芽瑠っていいます。よろしくお願いします」

李依「李依っていいます♪よろしく!」

蘭龍「…よろしく」


あ。そっか。


女嫌いの人、多いもんね…


仕方ないか…


ガチャ


次は誰?


永久「よ。咲!わしが来たでー!」

『おっさん?』


あ。思わず、本当の事を言っちゃった。