桜蝶&蒼龍 【3】

そして、今隣町…


彼氏の家の前にいる。


『芽瑠ちゃん。合鍵とか持ってる?』

芽瑠「え…?はい…」


え?合鍵を持ってるの?


じゃあ、可笑しい。


だって、合鍵は大切な人に渡す物。


なのに…


何故?


私は、芽瑠ちゃんから合鍵を受け取った。


カチャ


お。意外と静かに開いた。


んー。リビングに光がついてる。


私達は、リビングに行った。


カチャ


そこには、男の子1人がいた。


たぶん、芽瑠ちゃんの彼氏だと思う。


彼氏「あれ?芽瑠じゃん。どうした?」

『芽瑠ちゃん』


彼氏は、まぁまぁ優しいって感じ。


芽瑠「あのね…」

李依「芽瑠。頑張って!」

芽瑠「…別れてほしいの…」


ガタッ


芽瑠ちゃんの彼氏が椅子から、落ちたみたい。


はい?ドジ?


バカ?


わかんないけど…


なんで、椅子から落ちるわけ?


想定外だったのかな?


彼氏「なんでだ?」

芽瑠「もう…雄大が浮気してるの…見てられない(泣)」

彼氏「ごめん。俺が泣かせてるんだよな…ハハッ 大切な人に振られるって悲しいな(泣)いいよ。芽瑠…別れよう。最後に…キスしていいか?」

芽瑠「うん」


私達は、咄嗟に後ろを向いた。


ちゅっ


芽瑠「さようなら」


そして、私達は倉庫に戻った。