桜蝶&蒼龍 【3】

「総長さん?」


李依ちゃんが私を見て言った。


『そうだよ?』

「喧嘩出来るんですか?」

篤「李依さん。咲ちゃんは、桜蝶の歴代の総長の中で一番強いのです」

「ええ!?」


今日は、叫び声が多いね…


しかも、私歴代の中で一番強くないし?


「すごい!!同じ女の子として、尊敬します!!」


尊敬?


何故に?


『まぁ。とにかく、落ち着こうか』

「「あ。はい」」

『さてと。男子組は、手伝いしてきて』

充「俺も?」


キュン


充が甘えてる////


可愛い////


でも…


『う、うん…』

「じゃあ、あとでご褒美貰うから♪」

『え!?』


そういって、充が蒼龍が部屋から出て行った。


ご褒美って何かな?


膝枕とか?


そんなのかな?


まぁ。いっか。


「ラブラブなんですね…」


なんか、芽瑠ちゃん元気ない?


『どうしたの?』

「私…彼氏がいるんです。でも、浮気してて…ヒック…別れたいんですが…」

『なるほどね…なんとなく、わかったわ』


最低な男ね。


こんな可愛い女の子を泣かすなんて!


許さないわ!


一発でも殴ろうっかな?((黒笑


『よし。まだ、歓迎会は始まらないから…彼氏の所に行こう!』

芽瑠「え!?でも、隣町ですよ!?」


え…?隣町…?


李依「遠距離恋愛をしてるんです。芽瑠…」

『そっか…じゃあ、行こう』

芽瑠&李依「え!?」


なんで、驚くの?


さっき、言ったのに?


芽瑠「お金が…」

『大丈夫。ヘリコプターで行くから』

芽瑠「さすが、一条財閥ですね…」

『そう?とにかく、行くよ』

「はい」