『一条咲。よろしくね?』

「はい///あの…//一条って///」

『ん?』

「一条財閥の?///」

『うん。そうだよ?』

「ええ?一条財閥の令嬢さんですか!?」


令嬢?


ちょっと抵抗があるけど…


『そうだよ?』


一応、答えた。


「す…」

『す?』


スルメが食べたいのかな?

(バカ。なんで、スルメなの?)

食べたくなったから?

(疑問形かよ…)

まぁね。



~本編~
「すごいです!!///」

『はい?』


何が凄いの?


「そんな凄い所のお嬢様がここにいるなんて…///すごすぎです!!」

『そんなに凄くないよ』

「いえ!スゴいです!!」

『はぁ…』


この子、興奮すると照れ屋じゃ無くなるんだ?


篤「芽瑠」

「はい?あ。すみません///ちょっと、興奮してしまって///」

『別に…大丈夫』


あれは、確かに興奮してたね。


「あ、あの///ここの総長さんは?///散歩ですか?」


シーン


一気に温度が下がった気がした。


もしかして、この子…


私の事、知らないの?