桜蝶&蒼龍 【3】

ここにいたのか…


酒井朗…


朗「ちぇ。ばれたか」

『バレバレだ』

朗「さすが、麗蝶」

『ウザッ』


あ。ついつい、本当の事を言ってしまった。


まぁ。いいか。


相手は、酒井朗だし。


朗「さてと。喧嘩するか?」

『そうだな』

朗「あぁ」

『game start』


私の掛け声で喧嘩が始まった。


今、下っ端達が戦ってる。


俺や幹部は、見ている。


つまんね…


弱すぎだろ…


ーーバキッ

ーーボコッ

ーーゲホッ

ーーグシャ


んー。嫌な音。


シーン


音がなくなった。


終わったみたいだ。


なんとか、こっちが勝ったみたいだ。


そりゃそうか。


下っ端は、私達が喧嘩を教えたからな。


しかも、修行もさせたくらいだし。


だから、桜蝶の下っ端はさっきの戦いで怪我はしてない。


ある意味、凄い。