桜蝶&蒼龍 【3】

そして、○○公園…


龍「ふっ。充、よく来たな」

充「クッ…」


充…


『テメェが滝井龍か?』

「あぁ。そうだけど?お前は?」


ピクッ


お前だと?


礼儀がなってないな。


『麗蝶だ』

「へぇ。君が“あの噂”のね…」


噂?なんだそれ?


まぁ。いいや。


興味ないし。


『そうだけど?』

「ふっ」


何笑ってるんだか…


ある意味、気持ち悪い。


『で、そちらの大将は?』

「誰の事だよ?大将は、俺だけど?」

『酒井だよ』

「…」


言わないつもりか…


隠してるんだろうな…


意味ないのに…


ーーピクッ


人の気配!?


私は、目を閉じて神経を集中させた。


あそこか…!


私は、石を拾って投げた。


草むらの方に。


「!!??」


滝井龍は、目を見開いた。


やっぱり…