桜蝶&蒼龍 【3】

そして、1枚だけ取った。


『この写真が証拠だ』


俺は、流星と鬼神が写ってる写真を見せた。


流星の顔は、どんどん青くなっていった。


そして、下を見た。



多分、下っ端を見たんだろう。


俺の下を見た。


皆、いろんな表情をしていた。


<信じられないと言う顔>

<最低って顔>

<薄々気づいてた顔>


いろんな表情があった。


それを見て、流星は顔を歪めた。


何故かは、知らないが。


『なんで、裏切った?』

流星「桜蝶の総長の正体を教えろと言われた…。俺は、もちろん断りました。でも、あいつらは諦めなくて…俺が仲間になるかわりに桜蝶に手を出さないと言ってきた。俺は、もちろんokした。でも、あいつらは約束を破った…桜蝶の下っ端に手を出してた。理由を聞いたら…今度の戦いで絶対に勝つ為だといいだした。俺は、“こいつらは狂ってる”そう思い始めた」

『そうか。戦えるか?』

「はい!」

『もう、裏切らないか?』

「もちろんです!」


流星は、根はいいやつだ。


でも、だからって信じてはダメだ。


いつ、裏切るかわからない。


今日、戦ってる時に裏切るかもしれない。


だから、信じてない。


信じては、いけない。


充「咲…時間が…」

『わかった』


俺は、時計を見た。


あ。そろそろ、行かないとヤバイ…


『準備しろ。時間だ』

全員「はい!!」


俺たちは、ダッシュで準備した。


そして、今バイクに乗った。


私は、<麗蝶>と書かれているバイクに乗った。


『死ぬなよ!!』

全員「おぅ!!」