桜蝶&蒼龍 【3】

そして、7時…


決着の時間…


私も<麗蝶>にならないとね。


ーーースッ


「咲…」

『なんだ?』

「俺…」

『わかった。皆、準備しろ』


俺は、充の言葉を遮った。


(麗蝶の登場だー!)

ダマレ。

(すんません…)


~本編~
充「咲!!俺、行くぞ」


!!??


『わかった。決着をつけろ』

「あぁ」


俺は、ある所に電話した。


プルル プルル


ピッ


「誰だ?」

『俺だ。咲だ。もうちょっとだ。準備しとけ。合図したら、出てこい』

「咲か…わかった。絶対に勝てよ?」

『あぁ…』


今の電話の相手は、兄貴だ。


兄貴は、父さんに言うだろう。


あとちょっとで7時だな…


もう出発するか。


私は、下に降りた。


ザワザワしてたのが、私が来て静かになった。


『今から、危険な戦いをする。怪我をするかもしれねぇ。絶対に仲間を守れ。そして、自分もだ。死ぬなよ?絶対に勝つぞ!』

桜蝶「「「おおー!!」」」

『さてと。流星。ここに来い』

流星「はい?」

『いいから来い』


流星にペナルティを与える。


流星は、わからずここに来た。


そして、俺は…


バチン


流星の頬を叩いた。


皆、目を見開いた。


流星「イッテェ…」

下っ端「流星!!」

『何故、殴られたかわかるか?』

流星「知りません…」

『お前が、桜蝶を裏切ったからだ』

下っ端「え…?」


下っ端は、知らなかったみたいだ。


そりゃ、そうだろうな。


『私が知らないとでも思ってたか?』


俺は、手に持ってた写真を下にばらまいた。