桜蝶&蒼龍 【3】

ハッキングしないといけませんね…


でも、今はこっちを優先させないといけません。


どうしましょう…


変装道具なんて、ここにはありませんしね…


あ。あそこに路地裏?がありますね。


そこに一応隠れますか…


で、軼達が行ったらダッシュで走って逃げたらいいですね。


では、そうしましょう。


「ねぇー。いないよー」

「あぁ。そうだな」

「…仁美…」


やっぱり、僕を探してるのですよね!?


でも、祐介は仁美さんと会いたかったみたいですね。


本当にラブラブですね…


(羨ましいの?)

いや。羨ましくは、ないんですよ?

ただ単に、僕は女性を愛した事がなくてですね…


だからです。


わかりました?

(そう…。わかったわ)


~本編~
と、とにかく早く過ぎてください!


でも、こういうとってドキドキしますね?


あと、ワクワクもします。


楽しいですね。


意外と。


トコトコ


「もう、下っ端が嘘ついたんじゃないー?」

「そうかもな」

「……」

「本当に酷いねー!あれ?でも、なんで下っ端がここに来たのー?」


へぇ。軼も気づいたのですか?


すごいですね。


ちょっと意外ですが…


「そうだな…。とにかく、倉庫に戻って聞くか。で、名前なんだっけ?」

「流星だったようなー?ねぇー!祐介?合ってるー?」

「あぁ…。合ってる」

「ん?流星…?」


あれ?流星っていう下っ端、いましたか?


いませんですよね?