桜蝶&蒼龍 【3】

僕もあんな風になれたらいいんですけどね…


さてと。帰りますか…


戒「結城、今日はもう帰ります」

結城「あぁ。わかった」

充「いつでも来ていいからな?」

戒「はい。ありがとうございました」


僕は、桜蝶の倉庫を後にしました。


とにかく、家に帰りますか…


僕は、家に帰りました。


ガチャ


戒「ただいま…」


シーン


はぁ。今日も誰もいないんですか…


トコトコ


あれ?リビング電気ついてる?


なんででしょうか?


ガチャ


とにかく、リビングに入りました。


そこには、父さんがいました。


父「お帰り。戒、話がある」


父さんが珍しく真剣です。


って事は…


重要な話しですね…


戒「なんですか?」

父「あぁ。よく、聞け。実は、父さん…小さい会社の社長だろ?なのに…一条財閥と同盟を組むことになった」

戒「え…?同盟…ですか?」


あり得ません。


父さんは、小さな会社の社長です。


なのに、世界の財閥と同盟を…?


父「向こうから言って来たんだ」

戒「一条財閥からですか…?」


意味がわかりません。


一条財閥は、本当にすごい。


なのに、こんな小さな会社と同盟を組んでも何もありませんのに…


父「で、戒と同じ歳らしいんだ。一条財閥の娘さんが!」

戒「え…?」


もしかして…


咲ちゃん?