桜蝶&蒼龍 【3】

あっ!


あいつ!!


下っ端が銃を風に向けていた。


下っ端の手が震えてる…


無理矢理か…


私は、風の所に向かって走った。


風は、今気づいたらしく焦っている。


バァン


風「な…んで…」


私は、なんとか風を守る事ができた。


そう。私は、風を守って撃たれた。


咲『ゲホッ 風を死なせるわけ…には…いかない…ゴホッ』

風「それ以上喋るな!!」


喋るな?


私は、喋るよ…


私は、撃たれた胸を押さえながら立った。


風「咲?」


風が心配そうに私を見てる。