桜蝶&蒼龍 【3】

椎「じゃあ、今から話すね?」

『うん』

椎「実は、僕酒井朗と同じ中学だったの。酒井朗は、すごく荒れてた。そして、皆に怖がられてたの。僕は、その時桜蝶に入ってたから全然怖くなかった。酒井朗は、喧嘩はすごく強かった。でも、どこか寂しそうだった。だけど、酒井組の時期組長としてしっかりしないとって思ったんだろうね…それから、彼は凄かった。喧嘩を売って来られたら、ボコボコにしてた。でも、僕と戦って彼は負けた。その悔しさに襲ってるかもしれない…」

『椎…ありがとう。でもね。椎のせいじゃない。組長になる人は、必ず皆に認めてもらおうと過ちをおかす人もいるの。彼もその一人だっただけ』

椎「でも…!」

『もう、自分を縛りつけたらダメだよ?』

椎「咲…」

『じゃあね?』

椎「うん…」


ピッ


玲「椎…」


僕は、いつの間にか泣いていた


椎「玲…彼を…助けないと。僕が」

玲「そうね。助けよう」

椎「うん」

椎と玲のおかげで勇気がでたよ。


ありがとう。


僕は、自分を責めすぎた。


でも、もう責めない。


彼も僕も自由になる!!


この答えは、本当にあってるよね?


間違ってないよね?


皆、笑顔になれるよな?