桜蝶&蒼龍 【3】

椎side


咲の病室から出た後……………………


僕は、玲と帰っていた。


玲「椎、なんでそいつらは桜蝶を襲ってるのかな?」

椎「僕もわからない…」


そう。根拠がわからない。


そいつらは、桜蝶を襲って何の意味があるのか…


それがわからない以上、手を出すことができない。


プルル プルル


玲「椎、携帯」


携帯…?


僕は、携帯を見た。


あ。咲から電話だー!


ピッ


椎「もしもし?」

『あ。椎?』

椎「うん」


僕の携帯なんだから、僕しかいないのにww


あれ?なんで、電話?


重要な事は、いつも電話だよね?


って事は、重要な事…?


『桜蝶を襲ってる奴がわかった』

椎「っ!?」


桜蝶を襲ってる奴が!?


なんで!?


『名前は、滝井龍。滝井は、脅されている可能性が高い。滝井を脅してるのは、酒井朗』

椎「……」

『椎?』


酒井…朗…?


バッ


玲に携帯を取られた。


玲「あー。咲?私だけど」

『玲!?椎は?』

玲「……」


玲が携帯を渡してきた。


僕が言えと?


椎「咲…酒井朗の事で…話が…」

『何?』

椎「ちょっと待って!」


僕と玲は、僕の家に入った。