桜蝶&蒼龍 【3】

結城side


チッ


病室を見たけど、居ねぇし…


どこにいるんだよ…


充「帰って来たら、説教だな(ニヤッ」


おいおい。顔が怖いぞ!


後ろに鬼がいる…


まぁ。仕方ないか…


大切な人がどこに居るかわからないからな…


不安になるよな…


でも、なんでニヤニヤしてるんだ?


ある意味、キモいぞ?


でも、言ったら殺されるから言わねぇけど。


結城「とにかく、もう一回病室にいくか?」

充「おぉ。そうだな!」


俺らは、もう一回病室に行った。


ガラッ


『あれ?充と結城?他の皆は?』


……………。


なんで居るんだ?


俺たちは、玄関に居たけど…


会ってないぞ?


どういう事だ?


充「咲…?どこに行ってたんだ?(黒笑」

『ん?どこって…散歩だよ?』


充、今殺気出したよな?


やっぱり、咲には聞かないか…


充「散歩?どこに?」

『どこって…病院の中』


病院の中?


だから、会わなかったのか…


なるほど…


納得だな。


充「嘘…だろ?」


嘘?


どこが嘘に聞こえるんだ?


『へ?何…言ってるの?』


うんうん。本当に何言ってるんだ?