in中庭


結城「あれ?いない…?」

充「そうだな…どこに行ったんだ?」

結城「すれ違い?」


ん?まてよ…


なんか、都合良すぎないか…?


だってさ…


俺らが咲の病室に入ったら、お婆さんがいいタイミングで出てきて…


ハッ


結城充「もしかして!?」


俺と充がはもった。


結城「わかったのか?」

充「あぁ。いくぞ」


そうか。そういう事か…


騙された…


はじめから、お婆さんと咲は手を組んでたって事か!!


お婆さんが俺らを奥に行かせなかったのは、咲を隠す為。


だから、咲は俺たちに見つからないようにお婆さんに頼んだって事か…


くそっ!!


なんで、気づかなかったんだ…


今なら、咲は病室にいるかもしれない!!


今なら!!


俺たちは、ダッシュで病室に向かった。