ぼくは一枚だけ、取り出すと、
裏紙をはがすと人差し指に撒きつけた
「あら?怪我したの?」
「ううん、おまじないだよ。」
「ふーん、最近はそういうのが流行りなの?」
「さあ、どうかなあ?」
「どうかなって??」
「どうでもいいだろ?」
ぼくと千葉の大切な思い出の一つ。
まだカバンに入っている、
涙に濡れた湿布と、コンクールの時の絆創膏。
うん。これで。病気にも、
プレッシャーにも負けない。
おっしゃ~!!
「 今日は行けそうな気がするよ母さん!」
気がつけば、痛みも違和感もいつの間にか消えていた。
やるよ、千葉
力が湧いてきたきがする。
左手をギュッと握りしめた。
お腹のほうの痛みはなかったけど、
胸が痛かった。
こんな別れ方しかなかったのかと
切なくて、悲しかった。
裏紙をはがすと人差し指に撒きつけた
「あら?怪我したの?」
「ううん、おまじないだよ。」
「ふーん、最近はそういうのが流行りなの?」
「さあ、どうかなあ?」
「どうかなって??」
「どうでもいいだろ?」
ぼくと千葉の大切な思い出の一つ。
まだカバンに入っている、
涙に濡れた湿布と、コンクールの時の絆創膏。
うん。これで。病気にも、
プレッシャーにも負けない。
おっしゃ~!!
「 今日は行けそうな気がするよ母さん!」
気がつけば、痛みも違和感もいつの間にか消えていた。
やるよ、千葉
力が湧いてきたきがする。
左手をギュッと握りしめた。
お腹のほうの痛みはなかったけど、
胸が痛かった。
こんな別れ方しかなかったのかと
切なくて、悲しかった。



