悪口、陰口が私の耳に聞こえて来るようになった


当然何故なのかは理解出来ない


いじめは他愛の無いモノから、次第にエスカレートした


言葉に留まらず、石が投げられた


小学校3年生にもなると、いじめは日常化していた


私はバイキンになり、触ると伝染していくらしい


わざと私に触って、


きったねぇ……


と言う男の子も現れた

側に居るだけで何も関わらず、ただ笑っている子達にも恐怖を感じた


こんなに嫌な思いをしているのに、笑えるんだ…


心の傷は容易く癒す事は出来ない



また幼い心が傷付く事件が起きた


ある日複式学級だったクラスの担任は、いじめをテーマにホームルームを始めた