「…………」
「でも、いいの。
あなたは、あんなにツライ目にあったのだから。
そうよね、心優……。
忘れてしまうのが、一番よね」
あたしの手を握ったまま、うんうんとうなずくのんちゃんは、言葉遣いまで確実に変わってしまっている。
「なにもかも忘れて。
そして、新たにはじめましょう。
新しい人生をふたりで!!
あたし、全力で心優をサポートするわっ!!」
……って、ちょっと待って!!
「でも、いいの。
あなたは、あんなにツライ目にあったのだから。
そうよね、心優……。
忘れてしまうのが、一番よね」
あたしの手を握ったまま、うんうんとうなずくのんちゃんは、言葉遣いまで確実に変わってしまっている。
「なにもかも忘れて。
そして、新たにはじめましょう。
新しい人生をふたりで!!
あたし、全力で心優をサポートするわっ!!」
……って、ちょっと待って!!

