「んま~!!
かわいい!!
つけまつげ付けなくても、目パッチリ!!
お人形さんみたい!!」


「…………」


大げさに……悲鳴をあげながら驚いて。


「まみちゃん!!
この子の髪、丁寧に巻いてあげてね!!」


20才くらいのお姉さんに、両手を合わせて頼んでくれる。


「この子、最近のあたしの作品の中で。
最高傑作の仕上がりだから」


「はい。
任せてください。
……って、珍しいですよね。
清ちゃんが、そんなに女の子を気に入るの」