お昼間はのんちゃん、さっきは煌に振り回されていたことを思い出し、ぷーっとむくれた瞬間……。


「ここでいいか」


低い声でつぶやいて、かずくんは、誰も並んでいないアトラクションの中にあたしを連れ込んだ。





ななななな……。


なぁに? ここ。


めちゃくちゃすいてるし、なんだか古~い感じだし。