あたしの手を引っ張って、このお化け屋敷から外に出ること。
だって、ほら。
そこに出口のマークだってあるよ。
怖くなったら……イヤになったら……。
そこから出てもいいんでしょ?
普通、お化け屋敷って、そんなところだよね?
そう思って……。
陰気な空気漂う暗い空間の中、五十嵐くんの顔を見あげると……。
五十嵐くんは、フッと笑って、あたしの顔から視線をそらした。
だって、ほら。
そこに出口のマークだってあるよ。
怖くなったら……イヤになったら……。
そこから出てもいいんでしょ?
普通、お化け屋敷って、そんなところだよね?
そう思って……。
陰気な空気漂う暗い空間の中、五十嵐くんの顔を見あげると……。
五十嵐くんは、フッと笑って、あたしの顔から視線をそらした。

