神様がくれたもの


「麻友、章大、合格おめでとう。」
「「ありがとうございます!!」」
見事にハモった私達。
「ふふ、ホントにあんたたちは仲が良いのね。」
そういう、元担任、峯嶋優子先生。
私の通う都城市立四十市(よついち)中学校の体育教師。25歳の新米教師で私達の先輩にもあたる。
「ほんと、二人ともラブラブすぎです。
その横には教師歴2年の数学教師、北森健永先生。
キャリアは優子先生より長いが歳は優子先生と同じ。ちなみに健永先生も私達の先輩。
そう、優子先生と健永先生は中学生の頃からの同級生。
「そんなことより二人はいつ結婚するん?」
「あ、そうそう。これ、今渡そうと思ってたの。はい。」
実はこの二人も付き合っている。
ラブラブ全開のリア充さん。
中学卒業以来の再開をきっかけに付き合うようになったらしい。
優子先生に渡されたのは結婚式招待状。
日にちは4月1日になっている。
「え、5日後!?もうすぐじゃないですか!!」
「今日渡そうと思っててね。二人を驚かそうと黙ってたんだ。」
「5日後かぁ…楽しみやな♪」
「うん!!絶対行く!!」
「二人ならそう言ってくれると思った。」
「でも、二人が結婚するってことは…」
「そう、僕が転勤することになるんだ。」
「で…どこに転勤するん?」
「実はね僕の転勤先は君達が進学する和泉高校なんだよ!!」
「嘘!?やった~!!」
「でも中学教師だから授業は来ないけどね(笑)でも、何かあったらいつでも僕のところに来てね。」
「勿論!!」
「じゃあそろそろ集会が始まるから入りなさい。」
「「はい!!」」
本日二度目のハモりに4人同時に吹き出してしまった。