神様がくれたもの



3月27日
高校生になれるかどうかは今日決まる。高校入試合格発表の日。
この日のために毎日必死で勉強したんだ。絶対受かってる。そう信じて入試を受けた高校へ向かう。
宮崎県立和泉高校。
私、高山麻友は宮崎県の都城市というところに住んでいる。
この和泉高校は市内1の進学校といわれている。そして市内唯一の中高一貫校。
「あ、麻友!!こっちこっち!!」
「章大!」
自分の名前が呼ばれた方を向くと彼氏の大谷章大の姿があった。
私と章大は去年の9月から付き合っている。
章大から告白されて。
最初は章大の事あまり知らなかったから付き合うか迷った。でも、付き合っている間に彼の事を知れると思い付き合う事を決めたのだ。
「受かってるかな…」
「大丈夫やて!!麻友なら大丈夫!!」
章大は中一の二学期に兵庫から引っ越してきた。その関西弁が今でも残っている。
私はその関西弁が大好きだ。

周りがざわつき始めた。
「そろそろ発表されるんちゃう?」
「そうだね!!あー…緊張するー!!」
そして
「これから合格者を発表します。」
心臓がドクドク鳴っているのが分かる。
結果が書かれているボードにかかったシートがはがされた。
「2654…2654…え…嘘…」
ボードには確かに"2654"と書かれたいた。
「し…章大…!!受かったよ!!私…受かった!!」
「………そっか…」
「え…なんでそんな暗いの?まさか章大…」
「なぁ~んてな!!ちゃんとあるで!!"0911"て!!」
「も…もぉ~!!驚かさないでよ~!!」
「あはははは!!ほな…学校行こか?」
「うん。」
そして私たちは先日卒業した中学校へ向かった。